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モアナラニ & サマーキャンドル
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今週月曜日の”スマスマ”で、久しぶりに杏里を観て・・・・・ この2冊を、久しぶりに読んでみた。
どちらも、夏になると、読みたくなる本。。


→の【お気に入りblog & links】にもリンクをさせてもらっている、作詞家&作家〔吉元由美〕さんの小説。 91~92年初版だから、もうかれこれ15~6年も前に初めて読んだことになるんだけど、「もうそんなに経つの?」と思ってしまった。。
(実際、吉元由美さんのブログを見るともうお子さんもいたりして、ちゃんと年月は流れていて、、)
月日が経つのが、どんどん早くなってる気がする・・・・・特にこの10年は、あっと言う間・・・。


《更に、余談だけど・・・
昨日行った美容院で、担当の方とちょこっと世間話しをしていたら、「昔流行った香水」が話題になって、アシスタントの方が『高校の時にウルトラマリンが流行った。』と言うので、「でもそれって最近じゃない?」と言うと、『え?もう10年くらい前じゃないですか?』とのこと・・・
頭の中で、当時を思い出して計算すると、そうだ!ほんと、10年前になる!
どう考えても、”10年経った”と思えないのに、、でも、ちゃんと、確かに、10年経ってる、、


どちらも、杏里のアルバムの曲の作詞をした吉元由美さんが同じタイトルの小説を書き下ろした
短編集。。
モアナラニ】の最初の〔Girls in Summer〕・・・・・
主人公の女の子がジープを飛ばして、彼がいる(た)Hawaiiのノースへ向かうところから始まる。。
パイナップル畑を抜けて、海が見えてきて・・・

そして、湘南の風景・・・・・


久しぶりと言っても、1~2年ぶりくらいに読んだだけなのに・・・
感じるものが更に深く、繊細になった気がする。。

初めて読んだときの(物語中の主人公と同じ時代を過ごして来たから、似た様な境遇に在ったことで感じた共感と)感傷的な切ない気持ち+読んでいる当時の境遇と照らし合わせての気持ち。。
・・・それが、今まで読むたびに感じた感情だけど、それにプラスして、
その度ごとの自分を思い出して、その度ごとの自分を愛しむ様な気持ち・・・

どこか南の島の水上ヴィラが出てくる短編・・・
あの頃、「いつか絶対に行く!!」と思ったものだわ・・・etc

憧れや夢だったものが、実現して、思い出と変わったものも多くなり、、それと共に、
憧れと夢はなくなって来た・・・そんな気がする・・・ (;_:)

でも、ダメダメ!!! これから、これから!!まだまだ!!作って行かなくちゃ!!

とか、思いながら・・・読み終わり・・・

ああ、もうダメ、もう「せつな過ぎる」・・・・・





「せつない」で思い出す・・・
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だから恋は少しせつない
と「さよなら」 。
さよなら」の方は、貸してあげた友人・先輩・後輩、皆、『泣けた』と言うくらい、、
その後輩のひとりは、これを読んで、毎晩ひとり号泣して、『私決めた』と、それまでの年下の男の子との恋を終らせて、お見合いで結婚してしまった。。(>_<)

また私もこの本だけは、せつなすぎて、滅多に読めないので、久しく読めないでいる・・・・・
今回も、どうしようかな・・・・・と思いながら、手に取ったものの、
とりあえず仕舞って。。

by orchidgirl | 2007-06-30 21:51 | ◇ 読書 ◇


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